ここは舞台裏のページです。
隠れ入り口を見つけてここに飛んできた方へ 身近な人の似顔絵を描くことは、タイヘン
女の子は要注意
仕事仲間のヒトを描いていた頃。
オトコは、面白く描いているかどうかに関心がある。
ところがオンナはオトコほど単純ではなかった。
何度か痛い目にあっているうちにそのことを学んだ。
若いオンナの子はカシマシイ。
仕事仲間を毎週数名づつ会社の掲示板に載せていた。
自分が描かれそうだと感じると、おしゃべり攻勢をかけてくる。
「漫画(?)に登場する○○が好きなの」
「好きなものは○○だョ」そんな話を延々としゃべってくる。
要するに、○○のイメージで描いてほしいということなのである。
でも、漫画(?)の○○が何のことやら、オレにはさっぱり分からない。
聞いている振りをして適当に相槌を打っているが、意味が不明である。
関心の無い話なので問い返す気もしない。実に疲れる。
一方、気を付けなければいけないのは、お年を召したお局さんクラスだ。
ウルサイことは全く言わない。しかし一言「見たわヨ」と言ってくるだけ。
この時のトーンが要注意、氷のようなトーンだったら、
即修正をしなければならない。
「面倒だから絵を掲示板版ページから削除」で許されるわけではない。
皆の記憶に残っているからである。
御気に召すに違いない似顔絵になるように是が非でも修正しなければならない。
最近は、仕事仲間はあまり描かなくなった。
本人が嫌う絵は描かなくなった。
面倒なことには近づかないことが一番である。
注:実話を生のまま話すと人物が特定されるので、いくつかの実話を組み合わせている。